首都大学東京の光の塔の謎

この記事は54はぴです。
南大沢駅の改札口を出て右へ歩き、アウトレットモールを過ぎて階段を上がったところが、首都大学東京の南門である。
この門の右手の、大きな日時計がふたつの壁面についているのが、今日紹介する光の塔である。
この日時計は、午前用と、午後用と分かれていてふたつになっている。
そして、日時計の棒の陰の長さで季節もわかるようになっている。

この塔で、5年くらい前から不思議だなと思っていることがあった。

その1 精密そうに見える日時計なのに、なんで15分から20分位進んでいるのか。
その2 光ってもいないのになんで光の塔なのか。

この謎が突然解けました。
以前、私のホームページに、この日時計が狂っているのはなぜだろうと書いたのを見た、この日時計の設計者からメールを頂いたからです。
言われてみると「なるほど!!」でした。
この日時計は狂っているのではなく、正しいのです。
ただ、理解不足で私にはわからなかっただけでした。
でも、何の説明もないこの日時計のことを理解している人は、きっと少ないことでしょう。

日時計は、太陽の位置で時間を示します。
12時と言うのは、太陽が真南にあるときです。
つまり、ここ南大沢の時間を表しているのでした。
私は、腕時計を見て今12時と思ってしまったのですが、実際は南大沢では太陽は15分くらい前に真南を通過していたのです。

もうひとつの謎、光の塔の意味もわかりました。
ふたつの日時計の間に丸い穴があり、ここから太陽の光が塔内に入り、毎日正午に光のある位置の軌跡を現した8の字の真鍮のプレートがあるのです。
光る塔ではなく、光が入る塔でした。
この光の塔は、あの高い塔のてっぺんまで吹き抜けで、そこに太陽の光が入り、更に自然の力を利用した大きな振り子時計があって、定時にパイプオルガンが鳴るのです。
残念ながら、振り子時計は現在故障中で動いていません。
是非修復して、このオルガンの音を聞いてみたいものです。

外の日時計にも大きな8の字がありますが、これは標準時の12時の棒の影の先端を現しているそうです。

日時計と言ってもなかなか奥が深いことを知りました。

同時に、多くの人が通り過ぎる、このいい場所に位置する光の塔のすばらしさを、大勢の人に知ってもらいたいと思います。
晴れた日には、一度立ち止まって見上げてみてください。

せっかくのすばらしい施設なのにほとんど知られていないのはもったいないですね。
子供たちにもわかるような簡単な説明版の設置や振り子時計を修復して多くの市民が聞けるようになることを期待します。

もっと詳しく知りたい方は、ブログに詳細を書きましたのでご覧下さい。→ クリック
掲載日付:2008/04/14
秀

沿線ライター
秀 さんによって書かれた記事です。

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